ロン・ウッド、キース・リチャーズらとD.J.フォンタナ/スコッティ・ムーアのセッション
97年にロン・ウッド、キース・リチャーズらと一緒にD.J.フォンタナ/スコッティ・ムーアのセッションに参加してるときのレコーディング風景のドキュメンタリー映像がYOUTUBEにアップされていました。
「Unsung Heroes」という曲で、音源自体も割と知る人ぞ知るという感じですが、映像は自分も初見でした。ジェフベックのギターは歪んでいないクリーンなトーンで、ロカビリー的でありつつもトリッキーなプレイを聞かせています。
D.J.フォンタナとスコッティ・ムーアはエルビス・プレスリーのバンドのギターとドラムとして有名です。
動画の後半にはメンバーたちの短いインタビューや打ち合わせシーンがありますが、和気藹々としていて楽しいです。
楽曲本編もロン・ウッドのしゃがれた声でメンバーの名前を歌う箇所があったり、ニヤっとさせてくれます。
この動画だと音が悪いですが、こちらにもっと高音質で聞ける静止画動画があります。
この時期のジェフベックせんせーのルックスは今から見ると超かわいいですよね。
黒髪で前髪重めで、ハードロックギター少年全開って感じです。(これが90年代終盤だったのですから結構な時代錯誤だとは思いますがw)
そしてやはり90年代後半はこのしましまベストを多用してますね~~!と思ったんですが、これはモノトーン!?よく目にする赤白のベストとは別のものです!本当に気に入ったら似たような服ばっかり買う人なんだな~~~。
All the King's Menというアルバムに収録されていますね。日本版は出ていないですが、以下からマーケットプレイスで購入できそうです。
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で、ここで個人的な告知なのですが、ジェフベック来日中ということで2/10(金)に横浜クラブセンセーションというお店にてジェフベック関連楽曲しか回さないDJをやらせてもらえることになりました。
この日はTENSAWのボーカルのSAYBOWさん率いる「Saybow & the R+X+S」のライブがありまして、オープニングDJ、転換時、終演後などにDJをやらせていただくことになると思います。
特に横浜近辺の方、興味ありましたらぜひ遊びにいらしてくださいね。
2017 2/10(金)THE CLUB SENSATION
18:30 open/19:30 start adv¥3,000/ door¥3,500 drink別¥550
Saybow & the R+X+S (Vo Saybow, G 菊池琢己, B.satmin’, Dr 原田ジュン, Key 小滝みつる) /
O.A. Afghan Pink
DJ Jiro (from ジョリッツ、HELLHEAD、野獣のリリアン)
ジェフベック2017年来日公演初日(パシフィコ横浜)
待ちに待ったジェフベックの2017年の来日公演初日行ってきました。
レポを書こうと思ったのですが、独断レポな上にネタバレにもなってしまうので、細かくはnoteで課金で書こうかと。200円ぐらいなら課金して読んでやんよという方は以下のページへ。
こちらには全体の大まかな雑感とアウトラインのみ。
メンバーは以下。
・Jeff Beck〈G〉
・Rhonda Smith〈B〉
・Jonathan Joseph〈Ds〉
・CarmenVandenberg〈G〉
・RosieBones〈Vo〉
・Jimmy Hall〈Vo〉
2016年の新譜「Lound Hailer」に全面参加したBONESのロージーとカルメンと以前からのリズム隊のロンダとジョナサン、ジミーホールの混合バンド。ボーカルのジミーとロージーは担当曲のみ登場。
全体の雑感としては、とにかく今までの来日に比べていい意味で落ち着いて貫禄のあるプレイ。このメンバーで演奏するのがとても新鮮で楽しいのだろうなという感じを受けました。あとライブのない日もちゃんと弾き込んでるんだろうな~とか。
新譜からの曲はもちろん、今までの定番曲に関しても、新しいアレンジを細々とバンドでちゃんと作り込んでやっているという印象。これは実は今までのジェフベックのライブには少しかけていた部分だったのです。
おそらくBONESの二人をバンドに入れることによって(主にギターのカルメンだと思いますが)、そのキャッチーでポップス寄りのアレンジがバンド全体に浸透したためかと思います。
見た目的には先日のブログで書いたように短髪。あとBONESの二人に合わせてか黒のスマートな襟の付いたシャツとボトムでした。ルックスは間違いなくここ10年の来日ではピカイチでは。。。。?
改めてを読み返してみたのですが、新譜の方向性やボーンズの2人を連れて来日など「こうなってほしいなあ」とこのときに思ってたことが全部現実になってて改めて嬉しい!
今回のライブ良かったです!残りの来日公演見に行かれる方は楽しんできてください!
あ!!!!あと、とても悔しいことに新譜「LOUD HAILER」がこのツアーに合わせてボーナストラック入りでデラックス・エディションとして発売されるみたいです。2/1発売。
まだ発売してから半年も経っていないのに!これは去年買ったファンを舐めているとしか!!!
去年の10/22のスイスのライブ音源三曲付き。。。くそーー!!!
で、一番最初にも書きましたが、もっと詳細のレポを読みたい方はこちらから。
まさかの短髪!!!Duane Eddyさんとセッション。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もジェフベックのブログを定期的に更新していきたいと思います。
1月後半からは来日ツアーもあり、楽しみな一年になりそうですね。
で、タイトルの件なのですが、2017年のWinter NAMM Showにてジェフベックがギターインストの初期ヒーローであるDuane Eddyさんとセッションしたそうです。
その映像がYOUTUBEにアップされているのですが、ジェフベックせんせーがまさかの短髪!!!!
YOU HAD IT COMINGの時期に結構短かった記憶があるのですが、それより全然短い!前髪がない!!!どういう心境の変化なのか。。。一瞬わかんなかった。
演奏は割りとゆるくて楽しそうです。
ベックせんせーからしても憧れのヒーローだと思うので嬉しかったのではないでしょうか!Duane Eddyがソロ弾いてる横でグヒャー!ジャジャジャジャー!!とか弾いててめっちゃうるさい笑(1:45あたりから)たぶん嬉ション的なやつ。。。
Duane Eddyさんに関しては日本ではあまり知られていませんが、とても有名だし重要な人です。日本語だとこちらのサイトがわかりやすく解説してくださっています。
Peter Gunnの人って言うと割とわかってもらえるのかなと。
Peter Gunnは色んな人にカバーされてますね。ブルースブラザーズバンドはもちろん、Art of NoiseからELPまで。ベックせんせーもちょっと前によくカバーしてました。
ELPのやつかっけーな~~。
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ちなみに自分は1/25の横浜で来日公演を見ることになりそうです!
来日公演行かれる皆様~~。楽しんでください~!
ZZ TopとJeff Beckのsixteen tons
2014年のライブテイクらしいけど、二年を経てなぜかオフィシャルビデオとしてYOUTUBEにアップロードされてます。
当時のライブ映像のブートを見たときはそんなに驚かなかったんですけど、このMIX良いですね~。 冒頭の第一期ジェフ・ベック・グループの「I Ain't Superstitious」のリフのブレイクのドラムの音色の強烈な残響で一気に持って行かれて、そのまま当曲のリフになだれ込み。
ソロとかプレイ自体もびっくりすることは特に無いはずなんですが、謎の説得力に圧倒されます。なにこれ。
映像もかっこいいです。ベックせんせーのソロシーンは別に2014の映像じゃなくて、90年代後半以降のジェフベック動画おいしいとこ詰め合わせみたいな。。今のベックせんせーじゃないじゃんwwwこれはずるい!
それにしてもビリーギブソンとジェフベックは仲いいな~~。ほくほく。
あんまり詳しくなかったのですが、ビリーギブソンの方がだいぶ若いんだなあ。あの髭のせいで年齢不詳すぎでしょ。
これぐらいスネアがパスパス聞こえるMIXいいな~~~。今度やってみたい!
Stingと一緒に2001年のライブでギター弾くジェフベック
この映像は初めて見ました。
この曲はSTINGのこの年のアルバムの表題作でもあり、スタジオ盤ではゲスト参加のスティービーワンダーのハーモニカが印象的な曲です。
そこに代わりに2:30ぐらいから唐突にジェフベックが登場!!!!これは興奮します。
そしてこの時期のジェフベックはとても元気な時期で、同じ年のツアーやBSで放送された映像も残っているモンタレージャズフェス等でもすごくいいパフォーマンスをしています。例に漏れずこの日も元気そうです!
てゆか、髪の毛が短い!!切りすぎたのかなー??
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ジェフベックと関係ない余談ですが、この曲、STINGのオリジナルバージョンもよく聞きましたが、小山田圭吾さんことコーネリアスのリミックスしたバージョンが本当に好きでよく聞きました。
STINGのボーカルと、一部のコーラス、スティービーワンダーのハーモニカだけを残して全部を小山田色に塗り替えた編曲が本当に見事なのです~~!
なんか音悪いけどYOUTUBEにありました。
1999年の東京国際フォーラムの映像。
1999年のWHOELSEツアー、東京国際フォーラム。
ジェフベックファンにとっては本当に馴染み深い映像です。
99年のこの東京国際フォーラムの映像がBSで放送されるまで、全世界中どこにもオフィシャルプロショットのジェフベックのフルライブ映像は出回っていませんでした。
YOUTUBEはおろかネット環境すら整備されてなかった時代です、オフィシャルで単独ライブ公演の映像が発売されていないジェフベックの動く姿を見たことがある人はかなり少なかったはずです。
自分も動くジェフベックを見たことのない一人でしたが、そもそもあの独特の音がどういった動作から生み出されているのかなんて、まるっきり想像出来ませんでした。
そもそも89年から99年まで新譜をリリースしていないジェフベックは来日公演も当然無し、日本の雑誌やメディアで大きく取り上げられることもなく、いろんな人のインタビューに出てくる噂話や都市伝説みたいな逸話やレビューだけを頼りにジェフベックというキャラクター像を自分の脳内に作り上げていました。
「人嫌いでお城に住んでるらしい」「ベジタリアンで野菜を畑で作って自給自足」「ピックがライブ中に飛んでいったからキレてそこから指でしか弾かないらしい」などなど。。。
そんな99年にジェフベックが10年ぶりに新譜をリリース&来日するとのニュースが!!
しかも新譜はテクノや打ち込みのビートを取り入れた前衛的な物だとアナウンスされており、それまで自分がジェフベックに持っていた最古のハードロックギタリストクラシックの一人というイメージは一瞬で打ち砕かれました。
そしてBSで放送された映像がこれ。正直ショックで何度も何度も繰り返し見ました。
当時自分はまだギターを弾いたこともない時期だったのですが、「エレキギターってのはこんな弾き方をしてもいいものなのか。」「こんなに色んな音が手元で出せる楽器なのか。」と見れば見るほど夢中になりました。
実際に当時、99年の来日を見に行ったプロのミュージシャンの方々から驚きの声があふれていました。
指弾きによるトーンコントロール、ボリュームノブを操作してのボリューム奏法+歪みの変化、アーム操作による流れるようなフレージングとトリッキーさのギャップ。当時はもちろん、未だにあまり他では見たことがないエレキギター演奏スタイルです。
また、あの自分の映像を公開するのに厳しいジェフベックが許しただけあって、今から考えるとミスがあまりにも少ない。すごく練習してたんじゃないでしょうか。
フルステージ通してこんなに間違えないジェフベックは本当に珍しい。(年季の入ったジェフベックファンの方はわかると思いますが。そして実はそこが大した問題じゃないことも)
これだけ一般的な完成度も高くて、ベテランのジェフベックファンも納得の行く映像は他には無いのではないかと思います。選曲もバラエティ豊かで所見でも聴きやすい。
毎回問題のルックスもおしゃれでは無いけど、変な格好ではないし、見苦しくもない。。。
ということで、初見さんにおすすめできる一番まとまったジェフベックライブ動画が99年のこの動画なんです。
今回このブログ記事を書くにあたって、久々に改めて見返してみたのですが、やはりとても良いですね。今のジェフベックを見慣れてると、この頃の演奏クオリティは半端ないです。
初心に戻った気がします。
ちょっとだけ今思いつく見どころをさくっと書くと、冒頭のニューアルバムからの三曲が終わって、定番のSTAR CYCLE(0:15:00)→SAVOY(0:19:00)の流れが本当に神。
その後一曲挟んでのDAY IN THE LIFE(0:27:30)の完成度の高さ。あと00年代以降のライブのハイライトとなるANGEL(FOOTSTEP)(0:59:15)のボトルネックギターの儚さ。そこからのEVEN ODDS(1:05:00)→YOU NEVER KNOW(1:05:00)のメドレーのスリリングさ。。。最高。。。
(あれ。このおっさんいつ上着脱いだの・・・・?)
上に貼った動画、画質はいいのですが途中で何故かフェードで端折られてる曲がありますので、画質は悪いですがノーカットのものも以下のアドレスでYOUTUBE見れます。