ジェフベックのこと。

毎日毎日ジェフベックのことを考えまくっているのに、それをちゃんと記録として残しておかないのはもったいないなと思い立ちまして、ジェフベックのことしか書かないブログを作りました。 頻繁に更新すると思います。

ロジャー・ウォーターズ『死滅遊戯』2015最新版。

ピンクフロイドロジャー・ウォーターズの92年のソロアルバム「死滅遊戯(Amused To Death)」がミックスしなおしリマスタリングされ、5.1chにも対応して8月頭に発売。
それにともなって改めてリード曲「Roger Waters - What God Wants, Pt. I」のPVがYOUTUBEで、インタビュー含む特集記事がbarksで何点か公開されています。

 

barksで公開された記事のうちジェフベックについて焦点を当てている記事が以下です。ベックの特殊な奏法とニュアンスについて「ジェフのギターの弾き方は、ヴァイオリンの巨匠みたいなんだよ。」だって。笑 

www.barks.jp

 

実はこのアルバム、ジェフベックファンにとってはすごく重要なアルバムなのです。

現在のジェフベックのトレードマークとも言える指弾き+トレモロアーム+ボリュームノブによるニュアンス表現が完成されたのが89年のアルバム「Jeff Beck's Guitar Shop」。それ以後は音色的にも演奏的にもかなり円熟した時期を迎えます。しかしベックはその後99年のアルバム「who else」までの10年間、オリジナルアルバムを出しません。(もったいない。)

その間は特に自分のバンドを持たず映画のサントラに参加したり、他人のアルバムにちょこちょこ参加したりと、かなり幅広く活動。残された音源もそれぞれは素晴らしいのですが、「これ!」といったアルバム単位のまとまった作品を見つけるのが難しい時期でした。
そういう時期に珍しくジェフベック全面参加(しかもベックのギターの音がオケ中でかなりの重要度を占めている)で制作されたアルバムがこの「死滅遊戯」でした。


Roger Waters - What God Wants, Pt. I (2015)
これの4:49ぐらいからの象の鳴き声みたいなソロを初めて聞いた時の衝撃たるや!

 この動画を見ても曲中のかなりの要素をベックが担ってることがわかると思います。

 

実は自分はこれまだ購入していないのです。というのも5.1chサラウンドのバージョンのミックスは新しくしてるんだろうけど、普通のステレオのはただのリマスタリングなんじゃないかって気がして怖くて購入まで踏み切れなかったのですよね。
で、今回色々調べてみたらステレオ盤もちゃんと気合入れてリミックスされてるそうです!そうなると俄然食指がうごきます。うーん。

てゆか、「What God Wants, Pt. I」のPVがリマスターされてYOUTUBEでいつでも見れるようになったのが一番嬉しいいいいい!この頃のベックの髪の毛の長さとスッキリした顔立ちはかなり良いですよね!!
そういうルックス的なことを別にしても、ベックが名のあるロックボーカリストと並んで存分にギターを弾く姿というのは、ベックファンにとってとても嬉しい絵面なんです。