DonovanのBarabajagal
(あ、来日公演と全く関係ない記事ですみません)
第一期ジェフベックグループ(以下JBG)が参加してるDonovanの「Barabajagal」って曲があります。ベックファンの間では初期のセッションワークとして抑えておくべき作品の一つかと思います。
当時のJBGとドノバンをミッキー・モストというプロデューサーが共通して手掛けていたため実現したレコーディングセッションです。
Donovanの持ってるブリテッシュフォーク、サイケフォークなおしゃれな雰囲気と、当時のJBGの持つラウド感がマッチしたかなりイケてるトラックです。
メンバーは以下かなー??
- Donovan – guitar, harmonica, vocals
- Jeff Beck – guitar
- John Paul Jones - bass
- Aynsley Dunbar – drums
- Lesley Duncan - backing vocals
- Nicky Hopkins – keyboards
- Rod Stewart – backing vocals
- Ronnie Wood – guitar
原曲の段階でかなり素晴らしいのですが、昨年YOUTUBEに各楽器パートのバランスを誰かがミックスしなおしたラウドなバージョンがアップされてて、それがとにかくかっこいいのです。
2分以降ぐらいのベックのふらふらしたソロがちゃんとラウドに聞こえててすごく新鮮。最後の方はロッドスチュワート?のシャウトもいい感じに聞こえますね。
こういうリミックスであのアルバム全体聞きたいな~~ってめっちゃ思います。
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余談ですが、実はこの曲のイントロのギターですが、ハイポジという日本のユニットの97年の「HOUSE」という後期渋谷系まっただ中のアルバムの中でサンプリングされて使われています。三曲目「だいじょうぶマイフレンド」という曲のブレイク部分ですが、唐突に登場するそのギターの音色に魅了されておりました。
しかし当時は今のように特にジェフベックに興味があるわけでもありませんでした。なのでよもやそれがジェフベックのギターだとは全く気付かず(普通にハイポジのギターの近藤さんが弾いていると思っていた)、10年後にベック先生目当てでこのドノバンのアルバムを買い一曲目の最初に出てきた音がまさにその音だった時には、なんとも言えない運命を感じたものでした。
ああいうアルバムにジェフベックの音っていうのがサンプリングされても全然違和感がないというのは、意外とみんな知らないんですよね。
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明後日の9/28(月)に渋谷喫茶スマイルでジェフベック飲み会というのをやりますよー! BGMにジェフベック関連のあれやこれやだけで楽しく飲もうと思います。映像も流せたら流そうかな。
普通にひさびさにじろうと飲みたい〜!って方も気軽に来てください。たぶんライブは無いイベントなのでゆったり飲めるかと!19時から終電ぐらいまで!
9/28はちょうど大阪でベック先生がライブやってるんですよね。大阪でライブ見てる方々のツイートとかをチラ見しつつ飲むのもアリかと!
明日の横浜赤レンガ倉庫に見に行かれる方の本人の口から直接聞けるレポも楽しみにしています。ぜひみなさん遊びに来てください。